三浦春馬とリウ・シーシー、行定監督がタッグを組む恋愛映画 (3)
■アジア全域で人気沸騰中の三浦春馬 努力して中国語のセリフを習得
映画で主演を務める三浦春馬は現在アジア全域で人気沸騰中の俳優だ。子役出身の三浦は、日本ではアイドル系の顔を持つ演技派俳優と称賛されている。主演を務めた「恋空」の興収は39億円を記録し、主演のテレビドラマ「ラストシンデレラ」では第1話から最終話まで視聴率が上がり続けるという神話を創った。「真夜中の5分前」では、三浦は時計を直す技術を学びに上海にやって来た日本の青年を演じている。役作りのため、三浦は今年の4月から中国語を学び始め、クランクイン1カ月前には上海戯劇学院で中国語のセリフの特訓を受けた。このほか、上海の高級時計の技術者に付き、毎日2時間、時計の修理の仕方を丸々2週間学んだ。時計技術者は学んですぐに技術を身につけた三浦に天賦の才能があると称賛し、自分の弟子にしたがったという。
記者会見では、劇中のスチール写真のほか、撮影の合間に撮られたスナップ写真も同時に展示された。これは、映画の撮影期間、日中合作チームの間では、日本人スタッフと中国人スタッフが分け隔てなく、同じ場所に寝泊りし、同じものを食べ、外国人スタッフだけが特別な待遇を受けたりすることがなかったことに対する中国人スタッフの敬意の気持ちを表したものだという。特に、監督は他のスタッフと同様に、大勢のスタッフが乗っている車に乗り込み、事故で左手の肘骨にヒビが入ってからも、それまで同様朝早くから夜遅くまで撮影をこなした。このようなプロ意識にスタッフ全員が非常に感動したのだという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年11月28日