多様化する日本留学スタイル 申請に重要なのは経済的保証
日本に留学するためのビザを申請する際に重要なのは経済的保証だ。日本政府はビザを審査する際、申請者が中国で合法的に高所得を得ていたことを示す証明書を照合する。もし、親族が日本で働いており、経済的保証がある場合、入国審査官の判断基準は「社会的な常識で双方の間に経済的保証関係があるかどうか」であることに注意したほうがいい。「中国広播網」が伝えた。
中国の日本留学情報サイト「日本留学網」によると、日本留学のための経済的保証には以下のような書類の提出が求められる。(1)銀行口座の残高証明書。1-2年留学する場合で3万米ドル以上または300万円以上(2)人民元の出入記録がある預金通帳。出入記録が収入状況と一致していなければならず、もし食い違いがあれば、それを補足説明する書類が必要(3)不動産や株式の売買をしていれば、それを証明する書類-----。
近年、日本留学の形態は多様化され、短期留学や交換留学、国公立大学準備プロジェクトなど次々と新たな留学形態が出現しており、学生たちにより多くの選択肢が提供されている。また、日本の一流大学も中国で直接学生の募集を開始したことで、さらに優秀な学生が日本留学を選択するようになった。
日本に留学する中国人の間ではここ数年、商業、アニメ・漫画、設計などの専門分野に人気が集まっている。日本政府は企業に留学生を採用することを奨励しており、日本国民と同じ待遇を保証する政策をとるなど、日本で就職するハードルも下げられている。多くの学校は企業と協力して学生にさらに多くの実習や就業の機会を与えている。
このほか、日本に留学する場合は、少なくとも半年前から語学の勉強や学校・ビザ申請の準備を始めるべきだ。語学レベルが初級の人は大学に入る前に、日本語学校に通う。現在は中国で直接学生を募集している私立大や有名大もあり、日本に留学をしたい学生はまず中国国内で正規の実績ある語学学校を探して、日本語の基礎を固めるべきである。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年6月8日