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唐家セン氏:中日関係は抜本的解決必要 日本は方向性明確化すべき (2)

 「次に、日本は一体東アジアの国なのか、それとも域外の大国の代弁者なのか?東アジアの発展に奉仕するのか、それとも域外の大国の地域戦略に奉仕するのか?」。唐氏は「近年、アジアの地位が高まり、少なからぬ域外の大国がこの地域に焦点を合わせ、投入を積極的に強化している。われわれは東アジアの発展への域外国の参加と支持を歓迎する。だが政治・安全保障上の敏感な議題を煽ることに熱中し、この地域でもめ事を引き起こし、離間を煽り、東アジアの統合プロセスに障害を設けている国もごく一部ある」と述べた。

 「まさにこの時、地域の主要先進国である日本がどのような役割を演じるのかを、人々は強く注視している。現在日本国内には、日本は域外の大国に頼って地域での優勢を維持すべきだとの論調がある。アジアの発展は最終的にはやはりアジア諸国自身に頼る必要があると私は考える。この地域に人為的に緊張をもたらす、いかなる国の企ても人心を得ず、実現は不可能だ」。

 唐氏は「われわれは日本が西側の一員であることを理解し、米国を含む域外国と正常な関係を発展させることにも賛同している。だがもし日本側が、そうすれば万事めでたしと考えて、中国などアジア隣国との関係を軽視するのなら、自らの進む道を狭めていくだけだ。われわれは日本側が真に自らをアジアの一員と見なし、アジアの振興を自らの任務と捉え、隣国との関係を適切に処理し、地域の平和・安定の大局の維持と地域経済統合プロセスの推進に建設的役割を発揮することを希望する」と指摘。

 最後に「中国にとって平和的発展路線の堅持は自らの根本的利益に基づく戦略的選択であり、われわれは様々な外来の妨害を排除し、断固この道に沿って歩んでいく。中国の発展は地域と世界にさらなる発展のチャンスをもたらし続ける。日本側が客観的、理性的な対中認識を確立し、積極的な対中政策を遂行し、『互いに協力パートナーであり、互いに脅威とならない』『相手国の平和的発展を互いに支持する』との中日間の4つの政治文書における重要な共通認識を真に政策に具体化することを希望する」と強調した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年10月28日

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