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外交部、すでに航空会社55社が中国側に飛行計画を提出 (2)

 防空識別圏設定の問題において、各国統一の基準はない。いずれも、その国の主権と領土領空の安全を維持することが大きな目的だが、具体的なやり方にはいくつか違いがある。中国側は東中国海防空識別圏を飛行する全ての航空機に対して、事前に飛行計画を中国側に提出するよう求めている。このやり方は、中国が始めたものではない。中国より早く、カナダ、インド、タイ、韓国も防空識別圏を飛行する航空機に飛行計画の事前提出を求めている。

 中国の東中国海方面の国際空域は空の便が密集し、飛行が多い。われわれが東中国海防空識別圏を飛行する外国の航空機に飛行計画の提出を求めるのは、空の動きを把握し、判断の誤りを防いで、中国の領土領空の安全をより良く維持するためであると同時に、関係空域の飛行の秩序と安全をより良く維持するためでもある。

 --東中国海防空識別圏を飛行する空の便の飛行計画の提出先は中国民用航空局か、それとも軍当局か?

 「中華人民共和国東中国海防空識別圏航空機識別規則公告」に基づき、東中国海防空識別圏を飛行する航空機は、中華人民共和国外交部または民用航空局に飛行計画を提出することになっている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年12月4日

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