韓国の朴次期大統領 中国政府特使と会見
【中日対訳】 韓国の朴槿恵(パク・クネ)次期大統領は10日、首都ソウルで中国政府の特使を務める外交部の張志軍副部長(外務次官)と会見した。
張副部長は胡錦濤国家主席および習近平総書記からのあいさつを伝えるとともに、習総書記から朴次期大統領への言づてを伝えた。習総書記は言づての中で、朴氏が第18代大統領に当選したことを祝福し、中韓両国の理解と友好を深め、両国の相互利益に基づく協力を深化させるために朴氏が行ってきた貢献を評価した。また中国側は中韓関係および国際事業や地域事業において韓国が果たす重要な役割を非常に重視しており、韓国と一緒になって、過去を引き継ぎ、未来を切り開き、ともに努力して、中韓関係が新たに大きく発展するよう推進していきたいとの考えを示した。
朴次期大統領は感謝の意を示し、胡国家主席と近総書記をはじめとする中国の指導者にあいさつを伝えてほしいとした上で、次のように述べた。韓国と中国が国交を樹立してからの20年間で両国関係は驚異的な発展を遂げた。両国には深く厚みのある歴史的・文化的なつながりと広い範囲での共通の利益がある。大統領就任後は両国の友好関係や信頼関係を一層深めるために努力し、さまざまな分野で協力を展開し、人文分野での交流、特に青少年の交流を促進し、両国の戦略的協力パートナー関係のレベルアップを絶えずはかるために積極的に努力していく。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月11日