崔天凱駐米大使:緊張を引き起こすのも、激化させるのも日本
中国の崔天凱駐米大使は現地時間4月30日午後、米国のヘーゲル国務長官と日本の小野寺五典防衛大臣が会談した際の釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題についての姿勢表明について「釣魚島問題において緊張を引き起こしているのも、激化させているのも日本だ。いわゆる一方的で脅迫的な行動を取っているのも日本だ」と表明。「日本の施政権を損なおうとするいかなる一方的、強制的行動にも反対する」との米側の表明については「釣魚島問題の歴史的経緯は明らかだ。歴史的に見て、米側はこれについて責任があると言うべきだ。中国はこれまで釣魚島に対する日本の主権または施政権を承認したことはない。この点はすでに繰り返し米側に説明してきた」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年5月2日