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習近平国家主席は12日、モンゴルのエルベグドルジ大統領と会談した。 |
習近平国家主席は12日、モンゴルのエルベグドルジ大統領、タジキスタンのラフモン大統領、イランのローハニ大統領とビシュケクで会談した。
エルベグドルジ大統領との会談で習主席は「中国とモンゴルは山水相連なる友好的隣国だ。中国は一貫してモンゴルとの関係の発展を重視し、モンゴルの主権、独立、領土保全を尊重し、モンゴルの人々が自ら選択した発展路線を尊重している。双方は両国関係発展の大きな方向性をしっかりと把握し、互いの核心的利益と重大な関心に関わる問題において断固支持し合い、両国指導者の意思疎通と交流、理解を強化し、相互信頼を深化し、協力を計画するべきだ。中国は国際・地域問題へのモンゴルの参画を指示する。双方の共同努力の下、中国・モンゴル戦略的パートナーシップは必ずや絶えず前へと邁進するものと信じている」と表明した。
ラフモン大統領との会談で習主席は「ラフモン大統領が今年5月に訪中した際、われわれは中国・タジキスタン戦略的パートナーシップの構築を宣言し、両国関係を新たな発展段階へと促した。われわれは良き隣人であり続け、国境地帯の安全・安定を共同で守り、隣接地域協力を推進する必要がある。われわれは良き友人であり続け、相互信頼を強化し、互いの核心的利益に関わる問題で支持し合う必要がある。われわれは良きパートナーであり続け、互恵協力を幅広く展開し、両国民の幸福を図る必要がある」と表明した。
ローハニ大統領との会談で習主席は、イラン核問題の解決についてイランの新政権が前向きな姿勢を表明したことを積極的に評価。「この問題はイランの切実な利益と地域の安全・安定に関わる重大な問題だ。今後関係各国が実務的な対話の推進に重きを置き、互恵・ウィンウィンの解決策を探り、平和的解決の流れを揺るぎないものにすることを希望する」と指摘。「中国はイラン側の正当で合法的な権益の尊重を主張し、対話と交渉による解決を堅持している。引き続き仲裁と対話促進に建設的努力を払いたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月13日
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