外交部、中国がフィリピンの被災地に病院船を派遣
洪磊報道官 |
中国の医療チームと病院船のフィリピンの被災地への派遣について、外交部(外務省)の洪磊報道官が記者の質問に答えた。
--中国の緊急医療チームのフィリピンの被災地への派遣について教えていただきたい。
このところ中国側はフィリピンの台風被害状況を緊密に注視し続けている。報道によると台風によりすでに約2万人が負傷し、被災地では医師と医薬品が不足している。中国側は誠心誠意人々に奉仕する医療活動の精神で、フィリピン側との調整と確認を経て、救援要員を被災地に派遣して人道医療支援を行い、フィリピン国民への中国国民の友好的感情を具体的な形で示す。
中国政府は51人の緊急医療チームを派遣する。医療チームは近く出発する。中国赤十字も国際救援隊を2回に分けて被災地に派遣する。第1陣は16人で、すでに本日出発した。第2陣は14人で、23日に出発する。中国側は海軍の病院船「平和の方舟」も被災地へ救援に派遣し、その優れた機動性と医療救助能力を発揮して、被災地で誠心誠意人々に奉仕する。「平和の方舟」は21日に出航する。
この他、中国宋慶齢財団はこのほど、フィリピンの3つの州など被災状況の深刻な地区に約320万元相当のプレハブハウス200棟を寄贈し、一部被災者の住居難を緩和する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月21日