中国の人口の現状
国家統計局の統計によると、2012年の中国の総人口は13億5404万人で、年間1635万人が生まれ、966万人が死亡した。人口出生率は12.10%、死亡率は7.15%、自然増加率は4.95%だった。
2011年に、15-49歳の出産可能年齢の女性は3億8000万人のピーク、20-29歳の多出産期の女性は1億1000万人の「小さなピーク」を迎え、その後減少へ向かっている。出産可能年齢の女性の構成の変化に高齢化による死亡率の上昇が加わり、人口の自然増加率は下降し続けている。
60歳以上の高齢者が総人口に占める割合は2000年は10.33%、2010年は13.26%で、2013年には2億人を突破した。第12次五カ年計画期間には年平均800万人以上増加した。中国は世界で最も速く高齢化の進行している国の1つだ。
出生性比は2009年以来、ずっと115以上で、2004年には121.20にも達した。2009年以降、出生性比は下降し続けているが、依然として正常範囲を上回っており、2012年でも117.7だった。
2011年に都市部の人口が農村部の人口を上回り、総人口に占める割合は51.3%に達した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月17日