北京の地下鉄の混雑率をリアルタイムで発表へ (2)
軌道交通の乗客の流れのモニタリングも一層改善される。市交通委員会はすでに中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」上で、特定の時間帯の両駅間の混雑率を不定期に発表しているが、乗客にとっては到底不十分だ。来年のTOCC第2期事業の始動後は、地下鉄の混雑情報がリアルタイムで乗客に提供される。市民の関心が高い駐車問題については、全市の路肩駐車と駐車場の情報を整理した後、空き情報をリアルタイムで提供する。
TOCCが発足してからすでに100日になるが、市民に知られるようになったのは今年の国慶節(建国記念日)連休の高速道路無料化からだ。この時TOCCは数多くのサービスと予想情報の提供によって、外出時間と路線の合理的な選択へと市民をリアルタイムに誘導した。すでにTOCCは都市道路、道路、路線バス、軌道交通、航空、鉄道、気象など各分野をカバーする多数のデータとシステムを整理統合している。来年の春節(旧正月)には2回目の高速道路無料化が実施される。張氏は「国慶節連休で蓄積したノウハウを踏まえ、高速道路通行情報のリアルタイム提供と翌日の道路渋滞予想を重点的に成し遂げ、市民の外出に参考となる正確な情報を提供する」としている。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月25日