北京の地下鉄の混雑率をリアルタイムで発表へ
地下鉄は朝夕のラッシュ時にどれほど混雑するのか?次のバスはいつ到着するのか?目的地の駐車場にまだ空きはあるのか?外出する市民にとって大変参考になるこうした情報が、来年から携帯電話でリアルタイムに確認できるようになる見込みだ。北京晨報が伝えた。
北京市交通運行コントロールセンター(TOCC)は来年第2期事業を始動し、重点路線バスのリアルタイム到着予想の実現を目指す。
TOCCの張可副主任によると、現在ある都市道路網通行状況マップを高速道路、国道、郊外道路にまで拡大する。特に高速道路の通行に関するモニタリングとサービスを重点的に推し進める。
現在、北京市の路線バスのうち、都市路線の65%、郊外路線の100%にすでにGPSが設置されており、残りのバスについても設置を進めている。張氏はGPS情報を通じて、来年には路線バスの到着予想サービスの提供を目指すとしている。乗客にとっては非常に便利だが、電子表示板の設置は現場の条件による制限を受けるため、来年はネットや携帯電話での情報提供が主体となる。