外国人6割「中国人は『進取』」最新イメージ調査
北京外国語大学で11日、「外国の回答者3割が中国人は『幸福』と考えている」とする「中国国家イメージ調査報告2012」が発表された。発表したのは、非政府組織(NGO)である外交・国際関係シンクタンク機構「察哈爾( チャハル)学会」や中国外文局対外伝播研究センター、マーケットリサーチ機関「華通明略」。中国のタブロイド紙「新京報」が報じた。
■南アフリカは中国に好印象
チャハル学会によると、「同調査は、英国や米国、オーストラリア、南アフリカ、インド、マレーシアの6カ国で実施され、18-55歳の現地住民2359人が回答した」。
中国に対するイメージに関して、回答者60%以上が、「進取」と回答。ただ、インド、米国、マレーシアの多くの回答者が、中国の発展に関して、「攻撃性がある」と防衛的心理を抱いているのに対し、南アフリカ、英国、オーストラリアの回答者は同問題に関して穏やかな態度を示すなど、中国の発展に関してはさまざまな見方があることが明らかになった。
対象6カ国のうち、南アフリカの回答者からは、「魅力的」、「親しみやすい」「友好的」、「平和的」など、ポジティブで友好的な回答が最も多く寄せられ、同国の人々が中国に対して好印象を抱いていることが分かった。