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中国 モバイルネット利用者が4億2000万人に

 中国インターネット情報センター(CNNIC)は15日、「第31回中国インターネット発展状況統計報告」を発表した。同報告書によると、中国の携帯電話によるインターネット利用者数は2012年12月末の時点で4億2000万人に達し、前年末より約6440万人増加した。ネットユーザー全体のうち、携帯電話を使ってネット接続する人の割合は、前年末の69.3%から74.5%に上昇した。中国新聞網が伝えた。

 携帯電話によるインターネット利用者数は2012年に高い増加率を維持し、2012年半ばにデスクトップPCによるインターネット利用者数を上回った。また携帯電話によるインターネット利用者の多くはスマートフォンではなく、依然としてフィーチャーフォンを利用している。そのためネット利用時間、使用の深度、機能の豊富さの面で、PC端末との間に一定の開きが存在する。

 同報告書によると、携帯電話によるインターネット利用の急速な普及は、モバイルネットワークのイノベーションブームの持続を促した。スマートフォンを主流とするスマート型モバイル端末は、新たなモバイル交流方式およびユーザーの使用環境・習慣により、IT業界の就業者に対して幅広いイノベーションの空間を提供した。2012年には、多くのユーザーに支持されるモバイルアプリが開発され、多くのネットユーザーをモバイルネットワークに引き込んだ。また携帯電話によるインターネット利用の発展は、ネット接続および端末アクセスが制限されている人・地域に対して、インターネット利用の可能性を提供した。その中には、農村部の住民、農村部からの出稼ぎ労働者、低学歴・低所得者が含まれる。安価で操作がシンプルな端末の利用は、これらの人々の初級のインターネット接続需要を満たし、インターネットのさらなる普及を促すことが可能だ。スマート端末の価格引き下げに伴い、多くの廉価版スマートフォンが市場に投入されており、使用料もリーズナブルになってきている。上述した人々は、徐々にスマートフォンユーザーになりつつある。モバイルネットワーク市場には発展の潜在力が残されており、特に伝統的なインターネット時代に接続が不可能であった人々の間で高い潜在力を持つ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年1月16日

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