商務部:「中国式『宴会での食べ残し』は改めるべき」
ネットユーザー:「旧正月は『料理食べ尽くし族・残飯持ち帰り族』になろう」 中国商務部と国家旅遊(観光)局は28日午前、テレビ会議を開催し、全国の飲食業界が展開する「節約に励み無駄な浪費を慎もう」キャンペーンの具体的計画について議論を進めた。両部門は同会議で、「飲食業界における節約を励行し、無駄な浪費に反対する指導意見」を共同で発表、各地方政府に対し、飲食物の徹底節約、無駄な浪費の根絶、文明的な食事・宴会の普及宣伝、科学的・合理的な消費の提唱を大々的に推し進めるよう指示した。中国料理協会と中国観光ホテル業協会の代表が、それぞれ業界意見を発表、飲食・ホテル業における文明的・科学的かつ健全な節約ムードを確立することを宣言した。
商務部の陳徳銘部長は、「飲食物の浪費をやめることは、飲食業界が必ず担うべき社会的責任」と指摘した上で、次の通り続けた。
「派手に飲み食いし、贅沢の限りを尽くして浪費すれば、一部の飲食企業に不健全な繁栄が一時的にもたらされる可能性はあるが、そのような繁栄は決して長くは続かない。顧客の立場を最優先させるスタンスを堅持し、理性的な消費に立脚して初めて、中国の飲食業は持続可能な発展を実現できる。飲食業界は、『節約に励み無駄な浪費を慎もう』キャンペーンを展開し、文明的な食事と合理的な消費を国民に呼びかける任務を貫徹することが求められている。飲食消費の節約をアピールするシステムを確立し、便利で無駄のない飲食サービスを提供し、節約式宴会を支援するための体制作りを加速させ、業界の自己規制を強化し、先進的模範を普及させなければならない」。
国家観光局が発表した要求は以下の通り。