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貴州の女性110歳、家族は5世代142人

 縁起がいいとされる赤の服を身にまとい、中国の伝統的な楽器・腰鼓(ようこ)の演奏を聴きながら、11段のケーキを満面の笑顔で眺める。貴州省桐梓県婁山関(ろうさんかん)鎮に住む范国珍さんの110歳の誕生日パーティーだ。同パーティーには、範さんの親戚や友人1千人近くが集まった。金黔在線が報じた。

 1903年生まれの范さんは、中国を支配した最後の統一王朝・清朝(1644-1912)の光緒(こうしょ、1875-1908)や宣統(せんとう、1909-11)の時代から中華民国(1912-49)への変化、さらに中華人民共和国設立(1949年)など、数々の時代の変化を目にしてきた。そんな范さんは6人の子供に恵まれ、うち健在なのは娘2人だけ。長女は82歳の高齢になり、家族は現在、5世代計142人になっている。

 范さんと一緒に暮らしている孫息子の・陳世全さん(60)によると、「(范さんの)聴力と視力は以前より落ちたが、頭ははっきりしており、自分からあいさつしている。そしてきれい好きで、104歳まで自分で服を洗濯していた。今でも、毎日自分で足や顔を洗っている。残り物のご飯やおかずは食べず、ちょっとした病気や痛みなら薬も飲まず、注射もしない。また、早寝早起きを続けている。普段は家で子供と遊ぶのが好きで、唯一の趣味というと、時々タバコを吸うことだ」。

 范さんの長寿の秘訣は、「明るい性格で、悩み事がないこと」と孫娘。

 誕生日当日、婁山関鎮の共産党委員会や政府、県民政局、老齢工作委員会などが腰鼓(ようこ)を演奏するチームを招き、范さんを祝福。お祝い金2500元(約3万5千円)を贈った。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年3月4日

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