大学受験のストレス 「親からのプレッシャー」がトップ=中国
広州市青年文化宮は大学受験まで残り約1カ月程となった27日、「大学受験生のストレス状況調査報告」を発表した。これは、受験生に対し「大学受験によるストレス」や、「学習状況」、「ストレス解消法」といった3つの方面から調査を行ったものだ。「南方日報」が伝えた。
今回の調査は広州市内の20数校の高校3年生計500人(男子・女子、文系・理系の比率が半々)を対象に実施。調査によると、受験によるストレスを受けていないとする学生は0%で、「勉強がハードすぎる」、「親の期待が大きすぎる」、「受験で失敗しないか心配」とする「3大項目」が学生がストレスを感じる主な理由であることが明らかになった。
また勉強がハードすぎると考える理由について、75.5%が「宿題の量が多すぎる」、64.5%が「テスト・試験が多すぎる」、62.5%が「休み時間が少なすぎる」と感じている。特に「休み時間が少なすぎる」と感じる理系の学生の比率は文系の学生よりも高く、68.3%に達している。受験準備期間中の睡眠時間は「6-7時間」が7割に上った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年4月29日