中国、一斉取締で食品犯罪事件4500件を解決
中国公安部は19日、同部門が全国の公安機関に指示して「食品犯罪取り締まり食卓安全防衛特定項目行動」をスタートした今年1月25日以来、各地公安機関では計4500件以上の食品犯罪事件を解決し、容疑者8200人以上を逮捕、「ヤミ工場」「ヤミ作業場」「ヤミ拠点」「ヤミ市場」6300カ所以上を摘発・撲滅し、食品犯罪事件が多発している情勢を効果的に抑制し、国民の「食の安全」を守る上で大きな功績を果たしたと発表した。人民日報が伝えた。
公安部は、国民が大きな関心を寄せる「食の安全」を脅かす犯罪に対処する目的で、各地の公安機関に指示し、ニセ羊肉、注水肉、病死肉、毒唐辛子、劣悪粉ミルクなど各種食品犯罪事件の一斉取り締まりを実施した。公安部は、ビデオ視聴会、重点エリア推進会、重大事件協議会など20数回の会合を次々と開催し、監督事務室を設立し、最高人民検察院と最高人民法院に重大事件248件を通達し、作業チーム8班を16省(自治区・直轄市)に派遣して現場での監督指導にあたらせ、特定項目行動の徹底実施を推し進めた。
全国公安機関による「食品犯罪取り締まり食卓安全防衛特定項目行動」の集中PRキャンペーンは、計36都市(4直轄市・5計画的財政上独立市・27省都)で同時に行われた。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年6月20日