北京軽食文化祭、9日から北京で開催
北京市の商務委員会や経済・情報化委員会、農業委員会、旅游(観光)委員会などが主催する北京軽食文化祭が9-11日、同市で開催される。同文化祭では、飲食業界の倹約や浪費反対の取り組み・成果を紹介するほか、北京名物のデザート「豌豆黄」(ワンドウホアン)や、餅菓子「驢打滾」(ルーダーグン)なども集合する。これら北京の軽食は国家無形文化遺産の申請を目指している。新京報が報じた。
■「北京軽食文化祭」を新設置
同市料理協会の責任者によると、今年初め中国の新指導部が浪費禁止・節約奨励の方針を表明したのを受け、飲食業界もすぐに対応。半人前の注文や食べ残しの持ち帰り、食べきりなどの奨励を実施している。同文化祭では、これらの対策やその成果が紹介されるなど、新たなコンテンツが盛り込まれている。
今回、「北京軽食文化祭」も初めて設置。同市の北京老字号(老舗)協会の譚湘平・副会長によると、「北京名物の軽食が勢揃い。来場者は『護国寺』や『錦芳』、『南来順』など100種類以上の伝統的な軽食を味わうことができる。また、軽食を作る名人などの認定や軽食の発掘・命名などが行われる」。
■北京の軽食を国家無形文化遺産に申請へ
同市の軽食の知名度をさらに高めるため、同市は現在、国家無形文化遺産の申請手続きを進めており、伝承や保護を促進させたい考え。区級の無形文化遺産登録には既に通っている。
一方、農業委員会は「北京菜藍子(ショッピングバスケット)商品ブース」を設置。1年中新鮮な野菜を供給することを目的に、同委員会が1988年より進めている「菜藍子工程(プログラム)」の成果である野菜や肉、卵、牛乳、果物、主食などを紹介。さらに同プログラムに関するアンケートの実施やバルコニーを利用した野菜栽培の最新技術を展示。家で野菜を栽培している人にとっては、バルコニーをミニ菜園に変身させる良い機会になりそうだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年5月6日
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