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<企画>食べ過ぎると健康を害する食品

 脂っこい食品や味の濃い食品は美味しいですが、食べ過ぎると健康を害するとされてきた。健康的な食事について理解するため、食べ過ぎてはいけない食品10種類について見てみたい。

 1.油で揚げた食品



 同種の食品はカロリーが高く、油脂や酸化物が多く含まれ、日常的に食べると肥満を引き起こし、高血脂症、心筋梗塞などを引き起こすリスクが高い食品だ。油で揚げるプロセスでは多くの発ガン物質が発生する。研究によると、油で揚げた製品を日常的に食べる人のガン発症率は、あまり食べない人を大きく上回るという。


 2.焼いた食品



 食品を焼くとその過程でベンゾ(a)ピレンBaPなどの発がん物質が生じる。また焼肉の屋台の多くは原料の供給源に問題があり、加工過程の衛生状況にも不安が残る。しょっちゅう焼肉店に行くのはがまんしたほうがよいだろう。


 3.缶詰食品



 果物でも肉類でも、缶詰製品は栄養素の多くが破壊され、特に各種のビタミンはほぼ全て破壊されていると言える。また缶詰製品のたんぱく質は変質しやすく、消化・吸収率は大きく低下し、栄養価も大幅に減少している。また果物の缶詰の多くには糖分がたくさん含まれ、液体の形態で人体に吸収されることで糖分の吸収率が高くなり、食後短時間で血糖値が大幅に上昇し、すい臓の負担が大きくなる。またカロリーが高いことから肥満をもたらす可能性がある。


 4.漬物食品



 漬物の製造過程では多くの塩を入れる必要があるため、塩の含有量が高くなり、腎臓の負担が大きくなって高血圧発生のリスクが高まる。また食品は漬ける過程で発ガン物質であるニトロサミンを多く生じ、喉頭ガンなどの悪性ガンの発症リスクが高まる。高濃度の塩分が胃腸粘膜を損なうことから、漬物を多く食べる人は胃腸炎や胃潰瘍の発症リスクが高い。


 5.肉類加工食品(ハム等)



 この種の食物には一定量の亜硝酸塩が含まれているため、発ガンリスクがある。また、防腐剤や着色料などが添加されていることから、人体の臓器への負担が大きい。ハムなどの製品はナトリウムが多いため、大量に食べると塩分過多から腎臓機能を損なう可能性がある。


 6.脂身と動物の内臓



 脂身や動物の内臓は一定の優れたたんぱく質やビタミン、ミネラルを含むものの、大量の飽和脂肪酸やコレステロールを含むため、心臓病のリスクが高い食品であることがわかっている。動物の内臓を長期間にわたって食用すると、心臓血管の疾病や悪性腫瘍(結腸ガンや乳腺ガンなど)の発生リスクが大幅に向上する。


 7.クリーム製品



 クリーム製品を日常的に食用すると、体重増加や血糖値の向上、高血脂症などをもたらす。食前にクリームケーキなどを食べると、食欲も低下する。高い脂肪や糖分は胃腸の排出に影響を与え、胃腸管での逆流が生じる恐れもある。空腹時にクリーム製品を食べて胸焼けやもたれなどを覚える人は多い。


 8.インスタントラーメン



 塩分や脂肪が多く、ビタミンやミネラルは少ない食物に属する。塩分の多さが腎臓に負担をかけ、高血圧を生じる一方で、人工脂肪(トランス脂肪酸)が心血管にマイナスの影響を与える。さらに防腐剤や香料が多く、肝臓などに影響を与える可能性がある。


 9.冷たいお菓子



 アイスクリームやソフトクリームといった食品には3つの問題がある。クリームが多いために、肥満になりやすい。砂糖が多いために、食欲が低下する。また低温なため、胃腸が刺激される。 


 10.砂糖漬けの果物や干し梅などの食物



 亜硝酸塩が多く含まれ、人体内で潜在的な発ガン物質であるニトロサミンになる可能性がある。また香料などの添加剤が肝臓に影響を与え、多い塩分も血圧上昇や腎臓への負担をもたらす可能性がある。

 「人民網日本語版」2013年4月11日


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