他省出身者 43都市でパスポート申請が可能に
中国公安部が6月27日に明らかにした情報によると、7月1日より北京・上海などの43都市に一時的に在住する他省出身者が、在住地でパスポートを申請できるようになる。新京報が伝えた。
◆31都市、在住地でパスポート申請が可能に
中国公安部によると、北京・石家荘などの31都市で戸籍を持つ住民の他省出身配偶者と16歳未満の子供、現地で一時的に在住する他省の戸籍を持つ就業者と学生、およびその配偶者と16歳未満の子供は、中国大陸部の住民が台湾との間を行き来するための通行証と許可を申請できる。
上述した31都市、および無錫や常州などの流動人口の比較的多い12都市(計43都市)で、上述した条件に当てはまる人は、在住地で一般パスポートの申請が可能だ。
また全国各地の満60歳以上で、現地で6カ月以上に渡り一時的に在住している中国大陸部の住民は、在住地で一般パスポート、台湾の通行証と許可を申請できる。
2012年9月1日より、北京、天津、上海、重慶、広州、深センの6都市で、他省の戸籍を持つ就業者および高等教育機関に在学中の学生は、在住地で出入国証明書(一般パスポート、香港・マカオの通行証と各種許可、台湾の通行証と各種許可など)の申請ができるようになった。
◆台湾の通行証の申請ができる31都市
北京、天津、石家庄、太原、フフホト、瀋陽、大連、長春、ハルビン、上海、南京、杭州、寧波、合肥、福州、アモイ、南昌、済南、青島、鄭州、武漢、長沙、広州、深セン、南寧、海口、重慶、成都、貴陽、昆明、西安。
条件:現地戸籍を持つ住民の、他省戸籍を持つ配偶者と16歳未満の子供。現地で一時的に在住する他省戸籍を持つ就業者・学生、およびその配偶者と16歳未満の子供。
◆パスポートの申請ができる42都市
上述した31都市と、無錫、常州、蘇州、温州、嘉興、舟山、泉州、株洲、湘潭、珠海、東莞、仏山。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月28日