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「八項規定」発表から半年 中共の作風改善のプロセスを整理

 中央新指導部は発足以来、作風を改善し、大衆に寄り添う面で多くの努力をしてきた。「八項規定」、「トラ」と「ハエ」を探す10組の視察チームの各地への派遣、会員カードの返納、「四風」取締りから大衆路線教育まで、新指導部は公のための建党、民のための執政という執政理念を実践躬行し、率先して模範を示し、人民のために実務的に取り組み、新鮮な清廉の風を吹き込んできた。京華時報が伝えた。

 視察は随行者を減らし、簡素にし、大衆による送迎を用意せず、歓迎の絨毯を敷かず、花を飾らず、宴席を設けない。会議や発言は短くし、空論や決まり文句を厳しく戒める。交通規制を減らし、通常の場合道路の封鎖や公共の場からの人々の退去や施設の閉鎖をしない。これらはみな、昨年12月4日に中央政治局が打ち出した、活動の作風を改善し、大衆と緊密に結びつくことに関する八項規定の内容だ。詳しく見ると、八項規定はまず中央指導部自身への指示であることに気づく。

 新たな政治局常務委員会の最初の集団外出活動が国家博物館での「復興の道」展の見学だったことはまだ多くの人が覚えている。当時応接を担当した職員によると、同日政治局常務委員らは珍しいことに数分間遅れた。道路の封鎖も警察車両による先導も行なわず、一般の車両と同様に走行してきたことが原因だった。習近平総書記が初めて北京を離れて広東省を視察した際も同様に道路を封鎖せず、公共の場から人々を退去させず、赤絨毯を敷かず、大衆と共に移動した。ある一般人が撮影してインターネット上に掲載した現場の写真は数え切れないほどの称賛と期待を呼んだ。ネットユーザーらは「良いやり方だ。本当に人々に迷惑をかけない。総書記に敬意を表する。各級指導者もこのようにしてほしい」と次々にコメントを残した。同様の清新の風は多くの会議にも現れ、空論、決まり文句、原稿の棒読みが今回は通用しないことに感嘆の声が上がった。

 今年4月19日、中共中央政治局は今年後半から1年前後をかけて、党の大衆路線教育実践活動をトップダウンで順次実施することを決定し、全体的な指示も出した。

 6月18日、中央は再び北京で大衆路線教育実践活動事業会議を招集し、習総書記が重要談話を発表した。6月22日から25日に招集された専門会議も、政治局がこの一連の計画の下で全党に示した模範だ。

 全国党建設研究会特約研究員を務める姚桓・北京市共産党委員会党校教授は「作風はかねてより路線と互いにつながってきた。わが党が新たな情勢、新たな任務に直面するたびに、作風というテーマが際立つ。作風は路線執行の保証であり、わが党が人民大衆を動員する重要な方法でもあるからだ。大衆路線の教育や作風にこれまで力が入れられなかったわけではないが、最初は良いが次第に緩み、最後はうやむやに終わるということがあった。今回は経験と教訓を汲み取り、法則を押さえた。まず思想教育を打ち出した後に、具体的問題を並べ、続いて実行措置を検査し、最後に制度の整備によって思想教育と制度の整備を結びつける」と指摘した。

 中央指導部は全党に模範を示した。人々は続いて全党が大衆路線教育実践活動を通じて大衆活動能力の向上、党と大衆、党と幹部との関係の緊密化、人民への誠心誠意の奉仕において具体的成果を上げるべく努めることを期待している。

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