男性に多いネットゲーム愛好者 未成年者15.6%=中国
中国新聞(ニュース)出版研究院や中国出版工作者協会などが8日、ネットゲーム産業に関する年次報告書を発表した。これによると、ネットゲームユーザー全体を男女別でみると、男性が63.8%、女性が36.2%。年齢別でみると、19歳から22歳が27.5%、23歳から25歳が20.3%をそれぞれ占めた。また、18歳以下の未成年者が全体の15.6%を占めていることは、注目に値する。新華網が伝えた。
今回発表された「2012-2013年中国ネットゲーム・出版産業年度報告」によると、中国のネットゲームユーザーは学生が主体で、全体の30.6%を占め、サラリーマン(15.3%)、専門技術者(11%)、自由業(10.1%)がこれに続いた。
中国ネットゲーム市場の2012年販売収入総額は569億6千万元(約9391億円)、うちオリジナルゲームの販売収入総額は368億1千万元(約6069億円)と、全体の64.6%を占めた。また、2012年、中国が自主開発したネットゲームの輸出件数は、前年比35.1%増の177件。中国におけるネットゲーム輸出はますます活況を呈しており、輸出件数は前年比46件増の103件に達した。業界専門家は、「ネットゲームの絶え間ない発展に伴い、中国ネットゲーム市場の海外輸出額もさらに増加するだろう」と分析している。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年7月9日