中国、国慶節の7連休中に高速道路が無料開放
中国国務院が2012年7月24日に発表した、高速道路の無料開放政策に関する通知に基づき、国慶節(中国の建国記念日)の7連休中(10月1日の午前0時より7日の夜12時まで)、高速道路が7人乗り以下の乗用車や有料道路の走行を許可されているバイクを対象に、無料開放される。国慶節の大型連休に同政策が実施されるのは今年で2回目。新華網が報じた。
交通運輸部(交通運輸省)の梁暁安・報道官は26日に行われた記者会見で、通行時間について「車両が一般道路から高速道路に進入し料金所を通過した時間と、出口となる料金所を通過した時間を基準とする」とした。
自家用車で出かける際に必要な主な支出は、高速道路料金、ガソリン代、宿泊費、食事代に分けられる。うち、自家用車が高速道路を走行する際1キロ当たり5角(約8円)必要で、高速料金が総費用の30-40%を占めている。そのため、専門家は「自家用車で出かける人は、無料開放により出費を抑えることができる」と歓迎している。旅行社は、7連休中に自家用車で旅行する人の数が15%増加すると試算している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月27日