国防部:硫黄島に傍受施設を新設する日本の方針について
耿雁生報道官 |
日本は先日、硫黄島に傍受施設を新設して、中国側艦艇、航空機間の通信を傍受する方針を発表した。これについて国防部(国防省)の耿雁生報道官は26日午後の定例記者会見で「中国軍の正常な合法的行為に対して、いかなる国も過剰反応すべきでない。過剰反応するのは、心中に企みがあるからだ」と表明した。
記者:日本は解放軍の太平洋海域での活動状況の情報を収集するため、硫黄島に傍受施設を新設する方針を発表した。中国側の対応は?
耿報道官:硫黄島に傍受施設を新設するとの日本側の計画に、「君子は坦(たいら)かに蕩蕩(とうとう)たり。小人は長(とこしな)えに戚戚(せきせき)たり」(君子はいつも穏やかでのびのびとしている。小人は、いつでもくよくよして落ち着かない)という中国の古い言葉を思い起こす。中国軍の艦艇や航空機が西太平洋海域で定例訓練を行うのは、国際法と国際的慣行に合致している。中国軍の正常な合法的行為に対して、いかなる国も過剰反応すべきでない。過剰反応するのは、心中に企みがあるからだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月27日