「単独二孩」政策 北京・雲南などで立法プロセスがスタート
中国国家衛生・計画出産委員会・計画出産政策基層指導司の楊文庄司長は5日、取材に答え、「現在中国各地では、『単独二孩』(夫婦のどちらかが一人っ子である場合、子供を2人産むことができる)政策をめぐる調査研究・論証活動が進められている。うち、北京や雲南ではすでに立法プロセスがスタートし、研究・論証などの関連活動が積極的に行われている」と述べた。中広網が伝えた。
楊司長は次のように述べた。
「単独二孩」政策の発表以来、各地から歓迎の声が寄せられた。同政策は、各地の人民代表大会常務委員会が関連の法的手続きを踏んだ上で実施されることになる。各地はすでに党委員会政府に報告を提出しており、現在は現地の人口情勢、政策実施の対象層、政策実施後の出産レベルの変動、業務面で予想される圧力などを研究し、対策を立てている。
黒竜江、上海などでは調査が実施されており、どちらかが一人っ子の夫婦及びその子女の出産状況について全面的に調査している。北京や雲南ではすでに立法プロセスがスタートし、研究・論証など関連活動が積極的に行われている。河南では政策の完備に向け根拠を提供するべく、調査研究と試算・論証が進められている。
各地の実際の状況に基づき、政策の細則には地方ごとに違いが見られるだろう。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年12月6日