外交部、対話拒絶は日本側の偽善性が再度露呈
洪磊報道官 |
外交部(外務省)の洪磊報道官は2日「日本側は口を開けば対話のドアは常にオープンだと言うが、今回対話を公然と拒絶したことで、日本側がいたずらに叫ぶ対話のスローガンの偽善性が再び露呈された」と表明した。
--日本の小野寺五典防衛相は11月29日、中日の防空識別圏の重複問題について中国側が協議を呼びかけた件について、釣魚島(日本名・尖閣諸島)を中国の領土とした前提での対話・協議は受け入れないと表明した。
釣魚島及びその附属島嶼は古来中国固有の領土であり、中国の東中国海防空識別圏がこの区域をカバーするのは当然であり、日本側にとやかく言う権利はない。日本側は1960年代末に防空識別圏を設定し、中国の釣魚島を不法に組み込んだ。中国側はこれに対して一貫して強く反対している。
中国政府が東中国海防空識別圏を設定したのは国家の主権と領土領空の安全を守り、飛行秩序を維持するためであり、いかなる特定の国や目標も念頭に置いていない。中日両国の防空識別圏の重複区域の飛行の安全を維持するため、中国側は対話と意思疎通の強化を主張し、十分に善意を示した。