2013年1月11日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:29 Jan 11 2013

中国の家電産業は世界トップの座につけるか (2)

 家電産業は現在の中国で最も成熟した産業の一つだ。中国で生まれた世界レベルのブランドは枚挙に暇がなく、世界的な家電戦争はかつての欧州、米国、日本、韓国による競争から、中国、日本、韓国による力比べに変わり、今では中国と韓国との戦いという形になっている。中韓メーカーの戦いをみると、実際に戦いに参加する企業は10社を超えない。韓メーカーについていえば、国際的な家電戦争に参加する場合、どの企業も自分で作り出した血液で生命を維持しており、政策面での輸血によって生存しているものはなく、相当に強い生命力を備えていると考えられる。

 翻って政府の政策をみると、実際には企業に輸血することはそれほど重要でなく、企業から血を抜き取るようなことさえしなければ、企業はたくましく生き延びていく。かつての一流ブランド、二流ブランドが落ちぶれて三流ブランド、四流ブランドになり、ひどい場合は倒産したり破産したりするケースがこれまで数多くみられたが、これは血を抜き取られて死に至ったものといえる。一部の企業は政府から崇高な社会的に使命を与えられ、無計画な合併買収(M&A)や拡大拡張の渦の中に引きずり込まれた。こうした状況は輸血ではなく、血を抜き取られているのであり、買収すべきでない企業を買収し、背負うべきでない荷物を背負っているのだ。企業の負担が増大するのは必至で、企業は発展やグレードアップに向けたパワーを失うことになる。

[1] [2] [3]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古