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大気汚染対策、石油製品の品質基準を引き上げへ (3)

 中国石油化工集団公司(シノペック)科学技術開発部技術監督所の付偉副所長も以前、「石油製品の品質向上の問題について、中国石油化学業界の技術は十分なレベルに達している」と語った。

 それだけの技術力を持ちながら、ガソリンの品質向上はなぜ最後まで後回しにされるのだろうか。専門家は、「これには高額の費用がかかる。また品質向上後にガソリン価格を調整しないならば、石油会社が品質向上を行う動機もない」と指摘した。

 付副所長は、「価格のねじれは、最も重要な問題だ。海外の場合、石油製品の品質向上にかかる費用は、3者によって負担される。国家は減税により3分の1を負担し、残りは生産者と消費者が負担する。中国の場合、石油会社と国民が折半している」と語った。

 中国石油大学工商管理学院の董秀成副院長も同意見で、「石油精製工場は設備投資を増やす必要があるため、生産コストが上昇する。その上昇幅は工場によって異なる」と話した。

 中国国務院の常務会議は、「合理的なコスト補償、高品質・低価格、汚染者負担の原則に基づき石油製品価格を合理的に定め、かつ家計の苦しい人々や公益性業界に対する補償政策を充実化する」とした。

 董副院長は、「石油製品の品質向上は、政府・消費者・企業が共同負担するべきだ。政府が補助を提供し、消費者が一部の価格上昇分を負担し、石油精製会社が一部のコストを消化すればよい」と提案した。中国発展改革委員会エネルギー所の周大地元所長は、「公共の交通機関に対する補助は合理的であるが、その他の自動車用ガソリンに対するエネルギー補助は、低所得者と高所得者の格差拡大につながる」と懸念を表明した。

 董副院長は、「石油製品の品質向上は、国家の長期的な発展目標、美しい中国を建設するという戦略的目標に合致する。品質向上と基準引き上げは必然的だ。企業・公衆・国家利益の間でバランスを見出すことが重要になってくる」と述べた。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年2月26日

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