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日米の製造業回復に遅れ、アジアは好調 (3)

 しかしアナリストは、日本経済の先行きは楽観視できるとしている。米国経済の回復と需要増のけん引、日本の金融緩和策による影響を受け、日本経済に底打ちの兆しが見えている。大手製造メーカーの今後3カ月間の状況は引き続き改善され、6月の業況判断指数はマイナス1ポイントになる見通しだ。

 日米製造業の回復ペースは予想を下回ったが、アジアの一部の経済体の内需が刺激されたことで、アジアの一部の国と地域の製造業が拡大している。

 4月1日に発表されたPMIによると、韓国・台湾・インドネシア・ベトナムの製造業活動が拡大している。そのうち韓国の製造業活動が、過去1年間で最も活発になっている。HSBCが発表した韓国PMIは52.0に達し、2月の50.9を上回った。台湾の製造業活動は内需および輸出受注の増加を受け回復し、3月のHSBCが発表した台湾PMIは2月の50.2から51.2に上昇した。インドネシアの製造業活動は、新規受注の急増により拡大した。新規輸出受注は小幅増にとどまったが、HSBCが発表したインドネシアPMIは2月の50.5から51.3に上昇した。HSBCのエコノミストは、「旺盛な内需がインドネシア製造業の支柱となっており、今年下半期に輸出が第2の支柱になるだろう」と指摘した。ベトナムの製造業は中国・日本・タイからの需要増により拡大した。HSBCが発表したベトナムPMIは、2月の48.3から50.8に上昇した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年4月7日

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