楽視網 シャープとのスマートテレビ共同開発を否定 (2)
楽視網は公告の中で、「当社の超級電視は当社が100%独自に開発したもので、100%の知的財産権を持つ。当社はシャープを含む第三者と、共同研究を行ったことがない。当社が商品説明会で使用した『楽視+フォックスコン+シャープ+クアルコム』というフレーズにおけるシャープは、シャープ製のパネルとモジュールを示しており、共同研究を意味するものではない」と説明した。
■業界関係者の意見 楽視は誇大広告か
業界関係者によると、5月7日の超級電視の発表会では、巨大スクリーン上に、「今回のシャープと楽視の提携は、双方の優勢と強みを融合させ、プラットフォーム+コンテンツ+端末+アプリの完備されたシステムを形成」、「スーパーコンビネーションにより超級電視を製造:シャープ、クアルコム、フォックスコン、楽視TV」などと繰り返し表示された。このような表現は、楽視網が超級電視でシャープなどのメーカーと提携しているという誤解を与える。シャープは実際には同製品の液晶パネルのサプライヤーに過ぎず、クアルコムはチップのサプライヤー、フォックスコンはEMS企業だ。楽視網がこれらのメーカーを上座に据えることは、マーケティング・宣伝面に誇張が存在する。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月29日