フォーチュン・フォーラム 成都で開幕 (2)
▽成都は「富の時代」迎える
「芙蓉の都市」の美称をもつ成都には経済成長の巨大な潜在力と発展の可能性、強大なイノベーション能力、独自の文化的風土、国際会議受け入れの豊富な経験、優れた政府サービスの環境がある。
今回のフォーラム開幕により、悠久の歴史と強大な経済発展の潜在力を備えた西部都市・成都は、これまでにない「冨の時代」を迎えることが予想される。
サーワー編集長は次のように話す。
同フォーラムが成都を選んだ理由はこうだ。成都には巨大な経済成長の潜在力と発展の可能性、強大なイノベーション能力、独自の文化的風土、国際会議受け入れの豊富な経験、優れた政府サービスの環境があり、多国籍企業を引きつける非常に活力に満ちた磁石となっている。西部地域には中国経済の発展が今その中に身を置く3つの流れが集中的に体現されている。1つ目は西部大開発だ。西部地域の発展は内在的なパワーの拡大を示すものであり、政府に重視されている。2つ目は都市化だ。中国は全国規模で都市化が急速に発展しており、中でも最も急速に発展しているのが西部地域だ。3つ目はモデル転換だ。中国はこれから消費をより重視するようになるとみられ、このような経済発展モデルの転換も西部地域によりはっきりと体現されている。西部地域はこの3つの流れの最先端に位置しているため、同誌は西部地域を選び、成都を選んだ。