フォーチュン・フォーラム 成都で開幕 (3)
▽ビジネス・政府関係者が集結して新しい未来を話し合う 2013年フォーチュン・グローバル・フォーラムは中国企業の世界進出における新たな起点になる
今回のフォーラムのテーマは「中国の新たな未来」で、日程をみると中国国内経済の進化、中国西部地域の発展、中国が世界的視野の中で演じる新興国としての役割に焦点が当たっている。フォーラムの中心的議題には、中国の世紀、資源をめぐるソリューション、イノベーションと技術、グローバル金融・経済の復興などがある。
多くの国の企業家、政治家、ニュースメディアが、早くから同フォーラムに関心を寄せ、討論を繰り広げてきた。グローバル経済が金融危機から復興しつつあることを背景として、科学技術イノベーションと産業のグレードアップをよりよく推進するにはどうすればよいか、持続可能な発展の問題を解決するにはどうすればよいかが、今回のフォーラムのポイントの一つだ。
13年には、成都で3Dプリンターとシェールガス開発が流行語になり、「製造」(従来型の製造)が「智造」(先進的な製造)に移行し、技術ルートマップが徐々に形作られている。産業の限界点がうち破られ、情報技術(IT)を利用して農業とサービス業の改良・グレードアップがはかられ、先進的製造業、現代型サービス業、都市部の現代型農業が連動して発展する現代の産業システムの構築が急がれ、成都は新たな高みに押し上げられようとしている。こうしたことが同フォーラムで一連の議題を話し合う際に、格好のサンプルを提供することになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月6日