レノボ シャープと提携してスマートテレビを発売 (2)
さきに動画サイトの楽視網がスーパーテレビについて発表した際、シャープを協力パートナーだとした。だがまもなくシャープ(中国)投資有限公司が楽視網とのスーパーテレビ共同開発を否定。シャープ中国の声明が発表されると、楽視網の張特副総裁(理事会秘書を兼任)はブログを通じて反論し、シャープのテレビを「旧勢力」と批判した。
この問題に対し、レノボとシャープの提携が回答になった。シャープ中国の広報担当者によると、レノボK82はシャープの南京工場が代理生産するという。レノボが同工場を買収するという話も出ている。
とはいえ、家電企業はレノボの調整後のテレビ戦略に疑いを持ち始めている。ある家電業界関係者の指摘によると、レノボの新型スマートテレビの価格は、これまでに比べ大幅に安くなったが、32インチで2千元以上という価格はテレビ産業全体でみれば競争力をもたない。シャープブランドのテレビはここ数年、中国市場で下り坂となっており、シャープがレノボを助けてテレビ市場での成功をつかめるかどうかは未知数だという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月6日