主要都市地価モニタリング報告 5四半期連続で上昇 (2)
第2四半期には全国の重点都市の地価が「東部が高く・西部が2番目・中部が低い」の様相を呈した。西部エリアと中部エリアの平均地価はそれほど変わらないが、いずれも全国平均を下回っていた。
▽これから地価が上がる可能性も
6月30日までに報告された第2四半期の異常な土地取引は115件で、前期比36件、前年同期比50件、それぞれ増加し、大幅な増加となった。
同報告によると、第2四半期の土地市場は緩やかな上昇期にあり、不動産企業は発展ニーズに応えるため、土地のストックを増やす必要に迫られており、これに不動産価格の継続的な上昇が加わって、市場は下半期の不動産市場に期待を寄せるようになり、土地市場の温度が上昇することになった。需給が逼迫する人気都市でこれまで大事にストックされていた土地が売り出されて、高価格の土地が再び登場し、一部都市では条件のよい土地の取引価格が過去最高値を記録したという。
同報告によると、第2四半期後半には資金の流れの構造的な不足の問題が起こったが、不動産開発業者には市場での土地購入や不動産開発投資を減らす動きはみられなかった。第3四半期(7-9月)には土地供給が徐々に増加し、一部の都市で条件のよい土地が市場に投入されていることから、市場に高価格の土地が出回る可能性は依然として大きく、土地市場の上昇傾向が根本的に変わることはないという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月17日