主要都市地価モニタリング報告 5四半期連続で上昇
国土資源部(国土資源省)中国土地勘測規劃(調査測量計画)院は16日、2013年第2四半期(4-6月)の全国主要都市の地価についての最新のモニタリング報告を発表した。それによると、同期のモニタリング実施都市の地価の平均は1平方メートルあたり3226元で、全体として地価が高い水準で伸びているという。「人民日報」が伝えた。
▽94都市で宅地価格が前期比上昇
データによると、全国主要モニタリング都市全体の地価の前期比上昇率は1.62%で、前期を0.15%上回った。これにより地価は5四半期連続で上昇したことになる。
全国の主要モニタリング都市105カ所のうち、地価が前期比上昇したところは95カ所で、うち5カ所は上昇率が3.0%を上回った。全体をみると、前期比上昇率が5.0%を上回った都市は38カ所で前期の26カ所から12カ所増え、中でも呼和浩特(フフホト)、深セン、安陽、仏山市順徳区は10.0%を超えた。
宅地価格の上昇率が拡大している。上昇率が前期を上回った都市は94カ所で、3.0%を超えた都市は東部エリアと中部エリアに集中した。5.0%を超えた都市は前期の28カ所から40カ所に増え、10.0%を超えた都市には呼和浩特、深セン、安陽、太原、黄石、広州、包頭、上海、廈門(アモイ)があった。