高級車販売台数が増加 日系車は下げ止まらず
最新の統計によると、今年上半期には、メルセデス・ベンツをはじめとする外資系高級車の、中国での販売台数がいずれも前年同期に比べ2けたの伸びを示した。だが主流の日系車の販売台数は下げ止まっていない。中国新聞社が伝えた。
今年6月には、アウディの中国での販売台数が同約34%増加し、BMWは同44%増加して、今年1-5月の伸びを大幅に上回った。上半期のアウディの中国販売台数累計は22万8139台で前年同期比約18%増加し、引き続き中国市場で最も売れる高級車となった。
このほか今年6月にはBMWが世界最大の単一市場である大陸部市場で前年同月を44%上回る3万4481台を販売し、販売台数の新記録をうち立てた。またBMWは上半期に中国で、前年同期を15%上回る18万2800台を売り上げた。
ポルシェの中国市場での販売台数は6月が前年同月の2788台を17.8%上回る3285台、上半期が前年同期の1万5274台を20%上回る1万8323台だった。
吉利持ち株集団の傘下にあるボルボの上半期の中国での販売台数は同34%と大幅に増加し、6月はなんと70%の増加となった。キャデラックも6月の中国での販売台数は70%の増加で、上半期全体では約35%の増加だった。
だが今年上半期にはメルセデスベンツの中国市場での累計販売台数が同0.5%減少した。
また中国自動車市場全体の販売台数が大幅に増加する好調さの中で、日系自動車の販売台数はまだ下げ止まっていない。日本自動車工業界がこのほど発表したデータによると、トヨタ、日産、ホンダの主要3メーカーの今年上半期の中国での販売台数は前年同期に比べていずれも減少した。とトヨタは5.8%、日産は8.3%、ホンダは3.2%の減少だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月10日