三大インターネット企業がM&Aを同時発表 (2)
▽阿里巴巴:窮遊網に戦略的投資
阿里巴巴は、中国語の旅行情報サービスとオンライン付加価値サービスを提供する窮遊網に戦略的投資を行う。窮遊網を利用して傘下の旅行プラットフォーム・淘宝旅行に海外旅行をめぐる質の高いサービスやコンテンツを提供し、利用者が価格、時間、場所のバランスをはかりながら、自分にぴったりの航空券やホテルを探す手伝いをする。
▽関連情報
今年に入ると中国インターネット業界のM&Aが活気を帯びるようになった。上半期には阿里巴巴が5億8600万ドルで中国版ツイッター「新浪微博」の株式の18%を買収し、百度が動画サイトPPSを3億7銭万ドルで買収し、また阿里巴巴がデジタルマップの高徳の株式の28%を2億9400万ドルで買収するなど、さまざまなM&Aが行われた。ある業界関係者の話によると、中国インターネット業界は今、新たなM&Aブームを迎えており、ネット大手はモバイル分野と垂直方向での「陣地攻略」の歩みを目立って加速させている。こうした動きは中国インターネット界に大きな影響を与えるものになるとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月17日