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多国籍企業の商業賄賂多発 監督管理システム強化を (2)

 国の内部を出発点とし、多国籍企業の経営の特徴や利益ネットワークをしっかりと研究し、実際の情況を踏まえて監督管理の法律・ルールを制定することが、腐敗防止システムの構築を推進するための重要なステップになる。

 経済グローバル化の進展に伴い、多国籍企業の監督管理は世界規模での総合的な監督管理へと歩みを進めることが必要になってきた。各国の政府は尊重しあい、信頼しあう姿勢を堅持し、反腐敗をめぐる実務的な国際協力を促進し、複数の国や地域にまたがった腐敗の犯罪行為を共同で摘発し、防止しなければならない。多国籍企業の経営活動に関わる法律・法規を早急に整備し、法執行をさらに強化し、自国に進出してきた多国籍企業に対し主体的にリスクを提示し、自国の法律・法規を十分に理解させる必要がある。多国籍企業の出身国の政府も、自国の対外投資企業に対する監督管理と審査を着実に強化しなければならない。多国籍企業は自身のコントロール力を着実に引き上げ、社会的責任を積極的に引き受けなければならない。また各方面は多国籍企業のグローバル監督管理をめぐる各国間の話し合いを積極的に推進し、国際監督管理メカニズムを整備し、監督管理の執行力を着実に引き上げなければならない。

 多くの多国籍企業が中国に投資して発展していることは、中国の経済・社会の発展に対する重要な貢献となっている。中国は世界の優れた企業が中国に来て発展し、中国の近代化の歩みに参与し、中国の改革・発展の成果をともに享受することを歓迎する。中国政府は商業賄賂事件に対する厳しい姿勢を緩めることはないし、これまでと同じように投資家の合理的な権利を保護するための努力をゆるがせにすることもない。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年7月17日

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