「著作権法」を改正 知財権保護をますます強化 (2)
今回の改正は国内はもとより海外でも広く注目を集めている。第1稿が発表されてからすぐに、百度や新浪といった中国の大手ポータルサイトの著作権法改正に関連した情報や議論のページのクリック数が百万回を超えた。また著作権者と権利者の組織、出版産業、ラジオ・テレビ・映画産業、インターネット産業、ソフトウェア産業などは主体的に法律起草部門とやりとりし、シンポジウムなどの話し合いを行って、利益をめぐる要求を積極的にうち出した。
湖南省知識産権(知的財産権)局の陳仲伯局長によると、同法の改正作業はまだ完了しておらず、対応する刑法の調整もまだ行われていない。だが上層部の政府関係者の態度から中国政府が知財権保護をますます重視しているというシグナルを受け取ることができる。法律は全体として、一層厳格化している。これは一種のシグナルであり、政府が海賊版の摘発措置をますます厳格に行うこと、刑事処分のハードルをますます低くすること、知財権の保護をますます強化することをうかがわせるものだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月20日