日本円が7カ月ぶり最安値　野党は「金融緩和」要求 (2)

　日本の経済界では、円高と長期的なデフレが日本経済を疲弊させてきたという見方をする人が多い。衆議院選挙が目前に迫り、日本国民が投票先を決める際、各党の経済に関する主張が重要な決め手になる。経済をめぐる主張の重要な構成要素である金融政策についても、与野党各党がしのぎを削っている。

　日銀の白川方明総裁は20日に金融政策の運営状況について説明を行う予定だ。現在、自民党の安倍総裁は日銀に対して「金融緩和を無制限に実施する」ことを求め、その他の政党も日銀に金融緩和政策の実施を求めており、白川総裁の20日の発言に注目が集まっている。（編集KS）

　「人民網日本語版」2012年11月20日