有名ファッションブランド 衣料品から有害物質が検出
国債環境保護NGOのグリーンピースは19日夜、報告書「流行と汚染:世界ファッションブランド有毒有害物質残留調査」を発表し、ジョルジオ・アルマーニ、ZARA、ヴィクトリアシークレット、CK、Only、Vero Moda、美特斯・邦威(Meters/bonwe)、凡客誠品(VANCL)等を含む20の世界ファッションブランドの衣料品に、有毒・有害物質が含まれると指摘した。人民日報が伝えた。
同組織は2012年4月、世界の約30の国と地域で141着の衣料品を購入し、検査を実施した。検査結果によると、このうち89着にプリントや水洗浄の際に幅広く用いられるポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルが含まれていた。同物質は洗濯により水に溶けやすく、毒性の強いノニルフェノールに分解され、内分泌系を乱し生殖系に影響を及ぼすとされている。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月21日