「西気東輸」第2パイプラインが完成
中国で計4万キロの天然ガスパイプラインネットワークが構築 中国石油天然気(ペトロチャイナ)によると、中国西部の天然ガスを東部に輸送する「西気東輸」プロジェクトの第2パイプライン・広州―南寧支幹線で30日6時50分、天然ガスが正式に広西チワン族自治区南寧に到達し、第2パイプラインの幹線と支幹線が全て完成した。これにより、中国では計20本のパイプラインが開通し、計約4万キロの天然ガスパイプラインネットワークが構築され、28の省(区・市)および香港特別行政区がカバーされたこととなる。人民日報が伝えた。
「西気東輸」第2パイプラインは、国外の天然ガス資源を導入する中国初の戦略的パイプラインプロジェクトであり、現時点では総延長・工事量・鋼鉄等級が世界最高の天然ガスパイプラインだ。幹線は新疆ウイグル自治区霍城県霍爾果斯から出発し、15の省(区・市)、192の県級単位を経て南の終点・香港に到達する。1本の幹線と8本の支幹線から構成され、全長は8704キロメートル。30年間以上にわたり、毎年300億立方メートルの天然ガス輸送が見込まれる。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年12月31日