日本の学者「憲法を改正すれば日本は世界で孤立」
自民党の安倍晋三総裁が26日、正式に総理大臣に就任した。一度退陣した首相が再び就任するのは日本では64年ぶりだ。安倍氏は5年前に政権を放棄した首相という汚名をそそぎ、自らのイメージを修復しなければならない。一方外部は、安倍氏が今後数年で日本をどのような国に変えるかにより注目している。環球時報が伝えた。
共同通信によると、平和憲法改正は安倍氏の宿願だ。日本の学者、藤原帰一氏は「日本はたちまち世界で孤立するだろう」と警告する。北東アジアで日本はすでに孤立とさほど変わらぬ状態にある。中韓露との領土紛争の解決が、その取り組みリストの最重要議題と見なされている。
「韓国経済」は「極右の強硬的主張から関係改善を求める低姿勢へ。安倍氏は選挙前後でまるで別人のようだ。便宜上の措置なのか真摯な姿勢なのか、世界のメディアは次々に推測をしている」と報じた。
ドイツ誌シュピーゲルは「安倍氏を選択したことは日本の民衆にとって冒険的な一歩だ」と報じた。安倍氏は26日、最も厄介な外相、防衛相人事をついに決定し、組閣を終えた。安倍丸はすでに出航した。最も現実的な問題は、遠くまで航海しないうちに座礁、転覆することをいかに避けるかだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年12月27日