世界が評価する「中国の夢」
対外開放の気概、協力共栄の追求が、「中国の夢」の熱意と魅力を伝える。
中国の権威ある機関が先日選んだ今年の漢字では、「夢」が群を抜いた。スペインのEFE通信は「『夢』はこの1年間に中国が実現した多くの夢を代表しており、実現が待たれる願望の象徴でもある」と報じた。
GDPを上回る住民所得の伸び率、ロンドン五輪での金銀メダル獲得、「神舟9号」打ち上げ、空母「遼寧」の就役、ノーベル文学賞受賞--。中国にとって2012年は確かに非凡な1年だった。個人の「夢」と国家・民族の「夢」が相伴い、融け合った。国家がうまくいき、民族がうまくいって初めて皆がうまくいく。中華民族にとって近代以降の最大の夢は、中華民族の偉大な復興の実現だ。中国は現在、歴史上のいかなる時期にも増して、中華民族の偉大な復興という目標に近づいており、この目標を実現する能力と自信を備えている。
より良い教育、より安定した仕事、より満足のいく収入、より頼れる社会保障--。中国人の夢は活発で、豊かだ。シンガポール紙・聯合早報は「こうした自信は中国のこれまでの成果、そしてなお続く台頭のプロセスに由来する」と評した。あるポルトガル紙は「中国は多くの分野ですでに平和的台頭を実現した。中国は将来、国際経済の新秩序の構築に一段と幅広く参画する」と指摘した。各国メディアは次々に論説を発表し「中共の新指導部は『良い教育を受けており』、『深思熟考して』中国の継続的前進を率いる」と論じている。