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日本の円安政策 中国の産業に与える影響は? (2)

 中国証券報の記者は2月21日、上場自動車ディーラー各社を対象に取材を行った。それによると、円相場の近年の激しい変動を受け、中国国内のディーラーのほとんどは近年ドル決済を採用していた。しかしそのうちの数社から得た情報によると、同業界は今回の円安により一定の利益を受ける見通しだ。

 厖大集団はスバル自動車の中国最大のディーラーだ。同社は為替相場により、2011年の時点ですでに「うま味」を得ていた。同社の2011年の業績報告書によると、円安および決済通貨をドルに切り替えたことにより、8702万元の為替差益を実現した。

 同社の車少華・董事長秘書は本紙に対して、「円相場の激しい変動を受け、当社はリスク回避に向け昨年の事業の中でドル決済を増やし、円決済を行った取引はごく一部となった。円安進行は当社にとって利益をもたらすが、その為替差益が当社の財務状況に明らかな変化をもたらすことはない」と述べた。

 同社の昨年第1−3四半期の負債総額は500億元を上回った。車氏は、「当社の負債規模は前年同期比でやや増加した。しかし2012年には負債構造に大きな変化が生じ、大幅な調整を行い、円の比率が低下した。これは為替相場変動による急激な変化を防ぐためだ」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年2月25日

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