4月のPMI予測値は50.5% 予測下回る
香港上海銀行(HSBC)23日に発表した今年4月の製造業購買担当者指数(PMI)の予測値は50.5%で、3月の最終値の51.6%を大幅に下回っただけでなく、市場の予想をも下回った。各方面の分析によると、PMIが予想を下回った主な原因は輸出の伸びの鈍化であり、輸出情勢が引き続き楽観できないことを考えると、製造業は微弱な回復傾向にとどまる可能性があるという。「経済参考報」が伝えた。
HSBCの屈宏斌チーフエコノミストのコメントによると、4月のPMI予測値は過去2カ月間で低い水準になり、(景気の低迷と拡大のボーダーである50%は上回って)拡大傾向にあることはあるが、拡大の幅が明らかに狭まった。新規輸出受注は3月にしばらく反転増加した後で減少期に入り、外需の低迷が続いていることを示した。3月には内需・外需を含んだ全体的な需要の伸びも鈍化し、雇用指数も低下した。今後は政策決定者たちが一連の政策・措置を取って内需の緩やかな伸びを後押しするとみられる。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年4月24日