非製造業PMI 3カ月連続で上昇
【中日対訳】 中国物流調達連合会が3日発表したデータによると、2012年12月の中国非製造業購買担当者指数(PMI)が前月比0.5ポイント増の56.1となり、3カ月連続で上昇した。新京報が伝えた。
項目別に見ていくと、新規輸出受注指数は2カ月連続で50以上を推移し、従業員指数は3カ月連続で小幅上昇し、業務活動期待指数は64.6の高位を維持した。データの変化は、市場経営活動の回復傾向、非製造業の経済成長の加速を示した。
同月の不動産業PMIは50.2、新規受注指数は47.6となり、閑散期の特徴を呈したが、前年同期を上回った。中原地産市場研究部の張大偉総監は、「大半のデベロッパーは上半期に値下げを行い、通年の販売目標を達成した。現在は全体的な資金繰りが好転しており、販売価格の引き上げにより販売のペースを抑えている」と指摘した。12月の指数は落ち着きを見せたが、これは新規着工等の閑散期の特徴を示すものだ。販売市場は依然として加熱を続けている。
PMIは世界的に、非製造業経済発展の全体的な変化を示すために用いられている。50を経済強弱の分水嶺とし、50を上回った場合、非製造業経済が発展していることを示す。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月4日