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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:22 Jun 21 2013

クレジットカードを海外サイトで不正使用される事件が多発

 朝目が覚めると、クレジットカードで1万元以上支払ったことを知らせるショートメッセージが届くが、その時間はちょうど寝ていたはず。誰かのいたずらか詐欺メールを疑うのが多くの人の最初の反応だろう。

 最近こうしたショートメッセージを受け取った徐さんも、最初は友人の悪ふざけだろうと思った。事態の深刻さに気づいたのは、銀行に確認した後だ。

 「5月11日に携帯の電源を入れるなり、たくさんのショートメッセージが届いていました。私のクレジットカードを使って1万元以上支払われたことを知らせるもので、どれも未明から午前6時までに使用されており、ほぼ限度額いっぱいでした」と徐さんは話す。「しばらくあっけにとられてから、すぐに銀行に電話して口座を凍結してもらいました。調べてみると確かにカードを使用した記録があり、しかも全てオランダとフランスのウェブサイトでした」。

 まさかクレジットカードに足が生えて、真夜中に外国まで歩いて行って買い物をするわけがない。

 徐さんはクレジットカード情報を盗まれ、海外のサイトで不正使用されたのだという。「私は以前、フィリピンのウェブサイトでホテルを予約したことがあります。たぶんそれでカード番号を盗まれたのでしょう」。

 中国でクレジットカードを使用する際は暗証番号の入力を選択できる。だが海外ではクレジットカード番号と裏面に印刷された3ケタの数字か署名さえあれば、カード決済ができる。大部分の被害者はATMで金をおろしたり、買い物をした際にクレジットカード情報を盗まれ、犯罪者にクレジットカードを複製されたのだ。

 徐さんだけではなく友人も同様の被害に遭ったという。

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