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2013年上半期の中国経済 5つの注目点を分析

 中国国家統計局はこのほど、中国の上半期の国民経済運行状況を発表した。中国の上半期のGDP成長率は7.6%となり、都市部住民の1人当たり可処分所得は6.5%増、CPIは2.4%上昇となった。人民網が伝えた。

 ◆上半期の経済発展 5つの注目点

 中国国家統計局の盛来運報道官は、「経済運行は全体的に安定し、構造調整が着実に推進され、モデルチェンジ・グレードアップの質が着実に向上した」と発言し、上半期の経済運行の特長をまとめた。複雑な国内外情勢に直面しながらも、経済運行には多くの注目点があった。

 注目点1:経済成長が比較的安定した。第1四半期のGDP成長率は7.7%、第2四半期は7.5%となり、下げ幅が小さく抑えられ、かつ5四半期連続で7.4−7.9%の区間内に収まった。上半期のGDP成長率は7.6%に達し、予想されていた7.5%を上回った。

 注目点2:経済成長率がやや低下しながらも、雇用情勢は安定を維持した。中国人力資源・社会保障部のデータによると、上半期に都市部で700万人以上の雇用機会が創出された。中国国家統計局の出稼ぎ農民に関するモニタリング調査によると、出稼ぎ農民の人数が444万人増加した。今年はさらに多くの雇用機会が創出されることになる。

 注目点3:物価が全体的に安定化した。上半期のCPI上昇率は2.4%となり、前年同期の上昇率から0.9ポイント低下した。

 注目点4:都市部・農村部の住民の所得増が安定した。都市部住民の1人当たりの可処分所得(物価要因を除く)は実質6.5%増、農村部の住民の1人当たり現金収入は実質9.2%増となり、増加率が安定的になった。

 注目点5:モデルチェンジ・アップグレードの質が着実に向上した。農業の基礎的地位がさらに固められ、今年夏の食糧が再び豊作となり、畜産物の増加率が安定的になった。現代サービス業・戦略的新興産業が強い発展の勢いを見せ、第三次産業が前年同期比で8.3%増となった。企業の製品構造調整に新たな進展があり、地域発展の協調性が高まった。省エネ・排出削減の業務が継続的に推進され、単位GDP当たりエネルギー消費量が3.4%減少した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年7月23日

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