今年の中国経済 成長率7.5%と予想=UBS
【中日対訳】 UBS銀行ウェルス・マネジメントのアジア太平洋チーフ・インベストメント・オフィサーの浦永コウ氏は8日、今年の中国大陸部の通年の経済成長率は7.5%に達すると予想した。新華社が伝えた。
浦氏は同日開かれた記者会見で、「中国大陸部は消費面が比較的安定しているが、工業生産、輸出などは好感できない。また中央政府が市場による経済のコントロールを目指しており、刺激策を講じることがないことから、下半期に大陸部の一部企業が破産すると見られる。しかしこれは自制的・段階的な過程になるはずだ」と語った。
UBS銀行ウェルス・マネジメントのチーフ・インベストメント・オフィス(香港)の何偉華氏は、「中国大陸部の株式市場に関して、投資関連銘柄の購入を避けるべきだ。資源・工業関連銘柄は圧力を受けると見られるが、金融・不動産関連銘柄には期待できる。これは資金フローと資産負債面がいずれも改善され、将来的な利益が確保されたためだ」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月9日